【マンションのトイレ】リノベ前に確認したい!種類と費用

一般的に、トイレの交換時期は約10年と言われています。これといった不具合はないけれど経年劣化が気になる、ひび割れや詰まり、水漏れが気になってきた等、中古マンションのトイレをリノベーションしたいけど、どうしたらいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、中古マンションのトイレをリノベーションする前に知っておきたい種類と費用についてまとめました。



 

まずはマンションの管理規約を確認する

 

マンションには、居住者が個人でリフォームできる範囲が決められています。個人で工事できる部分は「占有部分」、できない部分は「共有部分」と呼ばれています。例えば、躯体壁に直接穴を開けて、エアコンを増設することは難しいです。

 

管理規約により排水管を既存の位置から動かせないため、トイレの大幅な位置変更はできませんが、設備や内装のリフォームは可能です。

ちなみに、中古マンションにトイレを増設することは、管理規約のため、難しくなります。配管スペースはマンションの共用部分にあたるため、居住者側でリノベーションできないからです。

 

マンションによって管理規約は異なりますので、事前に必ず確認をしておきましょう。



 

マンションの排水方式を確認しよう

マンションのトイレには、壁排水床排水という2種類の排水方式があります。

 

壁排水とは、配管がトイレの壁につながっている排水方式です。昔ながらのトイレは、壁排水タイプが多いです。壁排水には「排水高」という規格があります。

 

床排水とは、トイレの下に配管があり、見た目がスマートな排水方式です。最近では、床下の空間があるので、壁排水ではなく床排水のスタイルが増えてきています。床排水には「排水芯」という規格があります。



 

トイレの床材

 

トイレの床材は、クッションフロア、フロアタイル、フローリングから選べます。水に強く、ニオイや汚れを落としやすい素材がおすすめです。

クッションフロアは耐水性に優れ、汚れもつきにくく、落としやすい特徴があります。値段も手頃なのでトイレの床材としてよく使用されています。木目調やタイル調、石目調など、さまざまなデザインが揃っているので、コーディネートも楽しめます。

 

フロアタイルはタイル状の塩化ビニール樹脂の床材です。クッションフロアよりも耐久性に優れています

 

水に弱い木材を使ったフローリングはトイレの床材には不向きです。こういったフローリングは水分やアンモニアによって変色・劣化しやすくなります。フローリングの廊下とシームレスに仕上げたい等、どうしてもトイレの床をフローリングにしたい場合は、耐水加工された木材を選びましょう。



 

トイレのクロス・壁紙

 

床材と同様、水に強く、汚れが付きにくいクロスを選びます。最近では、消臭や防カビ、吸放湿に優れたクロスも登場しています。

 

柄の壁紙を選ぶ際はなるべく小柄デザインにするのがおすすめです。トイレは他の間取りに比べて狭い空間のため、大柄を選ぶと圧迫感があり、より窮屈な印象になってしまいます。柄が細かいほど、壁紙のつなぎ目も気になりにくく、見た目もスマートに施工できます。

 

どうしても大柄クロスを使いたいときは、アクセントウォールとして1つの壁面に絞ると、おしゃれに仕上がります。



 

トイレ本体

トイレ本体の種類は「タンク付き」「タンクレス」の大きく2つに分かれます。これにウォッシュレットや自動洗浄、自動開閉といった機能をプラスできます。

 

タンク付きトイレとは、便器の背面に水を貯めておくタンクがあるトイレのことです。

タンクと便座の高低差で水が流れる仕組みになっていて、タンクの上に手洗い場を設置できます。タンク付きトイレは「一体型」「組み合わせ型」の2種類に分かれます。

 

一体型はシームレスな見た目でコンパクトですが、タンクが故障した際に個別に交換できません。

組み合わせ型は、リーズナブルかつタンクと便座が独立しているので交換しやすいです。凹凸があるため、やや掃除しにくいデメリットがあります。

 

タンクレストイレとは、従来のトイレについていた水を溜めるタンクがなく、直接配管に水を流すトイレのことです。タンクがない分、省スペースで済むので、広さに限りのあるトイレもなるべくゆったり使えるようになります。

 

ただし、タンクレストイレは水道管の水圧で水を流すため、高層階では水の流れが弱く、配管が詰まってしまう可能性があります。こういった場合は、加圧機能のあるタンクレストイレを選んでみてください。



 

トイレのリフォームにかかる費用と日数

 

トイレ本体の交換だけなら、タンク付きで5~15万円、タンクレスで15~25万円が相場になります。加圧機能付きですと30万円程度が目安です。

 

壁紙・クロスの張り替えは1畳あたり3~5万円程度が相場です。グレードの高いクロスを使う場合はもう少し高くなります。

 

床材を張り替える際は1畳あたり2~6万円が目安になります。クッションフロア、フロアタイル、フローリングの中でクッションフロアが最もリーズナブルです。

 

施工日数は、トイレのスペースや工事内容にもよりますが、クロスや床材のリフォームも含めて、最短1日で仕上がります。

 

ただし、和式トイレから洋式トイレに変更する場合は2日ほどかかる場合があります。棚や洗面台を増設するといった場合は、別途時間が必要になります。




トイレをリノベーションして、居心地よい空間にしよう!

トイレは、ホッと一人の時間を確保できる空間です。トイレが新しくなると、きっとよりと快適な一日を送ることができます。

 

リビングや寝室等に比べて範囲が狭いので費用もリーズナブルかつ、工事時間も少なく済みます

 

マンションのトイレのリノベーションをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。