マンションに土間を増設リノベーション!多用途のフリースペースに

 

昔ながらの古民家を連想させる、土間。そんな土間を現代にアレンジしたおしゃれで広々とした間取りが増えています。土間のある家と聞くと、戸建てをイメージする方も多いかもしれませんが、マンションに土間を増設することもできるんです

 

そこで今回は、土間を作りたいけど具体的な間取りが浮かばないといった方にマンションでの土間スペースの活用方法と素材の選び方をご紹介します。土間の工事費用についてもまとめたので、ぜひ検討してみてくださいね!

 

 

 

土間とは「土足で歩ける広い空間」

 

そもそも土間とは、フローリングなどの床材を貼らずに土足で歩ける空間のことを言います。玄関の一部として認識されていることも多いですが、必ずしも玄関だけではありません。

 

土足で生活でき、ある程度広さのある場所ならどこでも「土間」になります。ちなみに、昔ながらの古民家では、玄関やキッチン、作業場所など、屋外と室内の中間的な居住スペースとして使われていました。

 

 

 

マンションにも土間を作れる!仕切りをなくして開放的な居住スペースに

 

戸建てのイメージが強い「土間」ですが、実はマンションでも増設リノベーションできます。戸建ての場合は、お庭や玄関など屋外と隣り合う間取りが一般的。一方、マンションですと玄関からの通路や、キッチン、リビングと隣り合うような間取りが人気です。

 

居住スペースと土間との仕切りをなくし、ひと続きの1つの空間として活用すると、見晴らしよく広々とした、開放的なスペースが生まれます。

 

マンションに土間を増設するリノベーション費用は、解体費・施工費・素材代など込みで、おおよそ30~50万円程度を見ておきましょう。床暖房や電気工事、収納増設など、その他の機能も希望する場合は、別途費用がかかります。

 

 

 

土間を増設してリノベーションするときの注意点

 

土間を増設してリノベーションする前に、いくつか注意点を覚えておきましょう。

 

マンションに土間を増設する際、その分、既存の室内の居住スペースが少なくなります。冬はお部屋の中が冷えやすくなるというデメリットもあります。土間の底冷えが気になる方は、床暖房やストーブなどで寒さ対策も可能です。

2階以上にお住まいの場合は、階下へ足音や物音がしないよう、遮音床下地にして音が響かない工夫も必要です。

 

 

 

土間を居住スペースに取り入れた活用アイデア

 

土間にテーブルとイスをレイアウトすると、カフェのようなスタイルに。デスクや作業台を置けば書斎やワークスペースとしても活用できます。

土間の壁に棚やフックをつければ釣りやサイクリング、サーフィンといった、室内の収納場所に困るアウトドアグッズも見せる収納に

お子様がいるご家庭でしたら、ベビーカーの置き場所にも困らず、目の届く遊び場としても活用できます。

 

土間を取り入れてみたいけど、どの間取りがいいかわからない、といった場合は玄関を拡張してみましょう。難しく考えずに、広い玄関のイメージで活用してみてください。洗面所に直通させればすぐに手を洗えますキッチンに直通させれば、靴を脱いでドアを開けなくても、そのまま買った食材を運ぶことができますね。

 

 

 

土間の素材と選び方

 

土間の素材には、三和土(たたき)、モルタル、コンクリート、タイルなどが使われています。

 

三和土は、赤土・消石灰・にがりなどを練って作られます。硬化すると耐水性が出て、傷がつきにくく、昔ながらの土間の素材です。

モルタルは、セメント・砂・水を混ぜてつくる素材で、強度と柔軟性を併せ持ち、なめらかな表面が特徴です。

コンクリートはモルタルによく似ていますが、モルタルの材料に砂利を合わせて作ります。ざらっとした表面で、モルタルよりも強度は落ちますが費用を安く抑えることができます。

タイルは、陶磁器製のものが主流で、水を吸いにくく変形しづらい、お手入れしやすい特徴があります。ツヤッと光沢のある質感から素焼きのようなマットな質感のタイルまで、様々なデザインが揃っています

 

土間は屋外と屋内をつなぐ空間なので、既存のエクステリアやインテリアに馴染みやすい、ナチュラルな色、質感の素材を選ぶのがおすすめです。

また、玄関やキッチンなど水に濡れやすい場所では、滑って転ばないように、少しざらついた滑りにくい素材を選びましょう。耐水性の素材なら、汚れもつきにくく落としやすいのでお手入れも楽チンです!

 

 

 

マンションに開放感のある土間をリノベーションしよう!

 

土間は、土足で歩ける広いスペース。戸建てのイメージがありますが、マンションにも施工することが可能です。居住スペースと一体化することで開放感のある間取りになります。土間の増設リノベーションは、3畳で30~50万円前後の費用を見ておきましょう。

 

床冷えや靴を脱いで生活するスペースが狭くなるというデメリットもありますが、カフェのような接客スペース、書斎やワークスペース、子供の遊び場など多用途で使えます。フリースペースとして使い勝手の良い間取りですよ