マンションの床を張り替える前に覚えておきたい!フローリングの種類とリノベーション費用

フローリングの張り替え時期は、10~15年が目安と言われているのをご存知でしょうか?そろそろマンションのフローリングを張り替えたいけど、実際のリノベーション方法や費用が気になるという方も多いと思います。

そこで今回はマンションのフローリングのリノベーション前に知っておきたい、フローリングの種類と費用、注意点についてまとめてみました。




どうやってフローリングを張り替えるのか

フローリングの張り替えは、カーペットやクッションフロア、畳など既存の床材を剥がして新しいフローリングを貼り付けるのが一般的です。

 

古いフローリングから新しいフローリングへリノベーションする際は、上から重ねて施工することもできます




フローリングの種類

フローリングは、合板フローリング(複合フローリング)無垢フローリング(単層フローリング)の2種類に分けられます。費用的には、合板フローリングの方が、無垢フローリングよりも一回り安く収まります

 

合板フローリングとは

複数の合板と化粧板を組み合わせたフローリングのことです。複合フローリングとも呼ばれています。

 

調湿作用はありませんが、温度・湿度の変化に強く、反りにくい・縮みにくいメリットがあります。キッチンやトイレといった水回りには、合板フローリングが使われることが多いです。

 

合板フローリングは、さらに細かく「挽板」「突板」「シート」の3種類に分けられます。具体的には、フローリングの表層に違いがあります。

 

  • 挽板:2~3mmの無垢材、基材は合板
  • 突板:0.2~0.3mmの無垢材を使用、基材は合板
  • シート:木目がプリントされたシート



無垢フローリングとは

天然の木をそのまま切り出したフローリングのことです。自然に生まれた色ムラや木目があり、経年で表情を変えるので味わい深さがあります。

 

天然木を原材料にして切り出すので、厚みや幅にムラがあり、合板フローリングよりも施工技術や手間がかかります。その分、合板フローリングよりも高価になります。

 

マンションのフローリング張り替え費用と工期

 

既存の床材によって費用が異なりますが、下記を参考にしてみてください。工期の目安は最短1~2日です。

 

カーペット・クッションフロアから張り替える

6畳あたり、13~17万円が目安になります。

既存の床材がカーペットやクッションフロアの場合、剥がして張り替えるといったシンプルな工事で良いので、他の床材に比べてリーズナブルに収まります。

 

畳から張り替える

6畳あたり、15~25万円程になります。

畳からフローリングに張り替える際は、高さの調整をしなければいけません。もともと、畳は55~60mmほどの厚みがあります。その分防音効果もあり、フローリングに張り替える際、防音加工もするか否かで費用がやや変わってきます。

 

畳はクッション性があるので下階へ音が響きにくいです。一方、フローリングは表面が硬いため、音が大きく響きやすいデメリットもあります。

 

古いフローリングから張り替える

古いフローリングを新しいフローリングにリノベーションする場合、2種類の方法から選べます。既存のフローリングを剥がしてから新しいフローリングを貼る「張り替え」と既存のフローリングの上から重ねる「上張り」です。

どちらを選ぶかによりますが、6畳あたり10~20万円が相場になります。上張りは、既存のフローリングを剥がさなくてよいのでコストを抑えることができます。




張り替えと上張りどちらにすれば良い?

張り替えは、下地の修復ができ、フラットな見た目に仕上がります。既存の床材を剥がすのでその作業費や廃材費などもかかり、上張りよりもコストは高くなります。

 

一方、上張りは既存のフローリングを剥がさずに貼るため、コストや工期が安く収まります。しかしながら、既存の床材に重ねているため、5~10mm程度段差ができ、つまずいてしまうこともあります。

下地も修復しないので、ヘコミやきしみをなおすことができません

 

もし、下地が劣化しているならコストがやや高くなっても下地を補修して張り替える方を選びましょう。

 

 

 

マンションの管理規約により、一定の防音を確保しないといけないことも

 

フローリングは、表面が硬くて厚みも少ないため、どうしても音が響きやすくなってしまいます。集合住宅では、音のトラブルを防ぐために管理規約が定められていることが多いです。

 

その指標になるのが「遮音等級」です。床の音がどれだけ伝わるか示したもので、LH(重量衝撃音)とLL(軽量衝撃音)があります。

 

  • LH(重量衝撃音):人が走り回る・飛び跳ねる音など
  • LL(軽量衝撃音):軽くて硬いものが落ちる音、家具を引きずる音など



最も厳しい管理規約では、フローリングへのリノベーションを禁じていることもあります。リノベーション前に、必ず管理規約を確認しましょう。



遮音等級を確認して、フローリングをリノベーションしよう!

フローリングは6畳程度で最短1~2日でリノベーションできます。合板・無垢材、どちらを使うかによって金額は大きく変わります。

マンションでは階下への音を配慮するため、管理規約で遮音等級が定められています。フローリングに張り替えたいと思っている方は、必ず管理規約の確認をしてから、リノベーションの計画をたてましょう。